我が輩、patagonia狂である。類は友を呼び、何人かよくパタゴニア論議が起きる。まさにpatagonia教である。
そもそもpatagoniaとの出会いは記憶にない以前から始まる。まだ日本ではほとんどパタゴニアを知られてない頃、母親がブティックをしていることもあり、パタゴニア社のベビー服をきていたというおしゃれさんともひこ。その後、空白の時を超え、中学校に入学。パタゴニア熱が始まった。幸運なことに海外通販ブームや1ドル=80円の円高ドル安バブリーな時代で買いやすい環境にあった。しっかし、中学生は金がない。お年玉でパタゴニアの服を買っていた。1年に1枚。パタゴニアのカタログを端から端まで眺め、腕を組み、財布を眺め、習いたての英語でfax。2週間ばかりのウキウキを堪えながら毎日宅急便の車が家の前に留まることを祈っていた。みんながゲームだなんじゃと騒いでいた頃(*1)。パタゴニアのカタログには冒険がいっぱい詰まっていて、美しい海に浮かぶ人、痛々しい血だらけの腕をそれでも岩に押し込んでいる人、吹雪の中を凍えながらの登山とか、その時にはできなかったけれど、周りの同級生のように野球がかっこいい、いやサッカーだ、ではなくこんな写真の中の人がかっこいい!と本気で思っていた。まぁ実際は技術がおっついてないんだけど・・。

ていうことで、今日patagoniaのnew board初おろししてきたんだよ。雨の中、セットも腰ぐらいというnot恵まれたコンディションの中。思わず、「いざ出航」と口に出してしまったもんね。「これからたくさんの時を過ごして思い出を共有しよう・・・」とかなりラブラブカップルな思いを抱いた日曜でした。

*1
ちょっと話が飛ぶけれど、俺はゲームが嫌い。ファミコンもスーファミもプレステも買ってない。我が家の母は元ゲーマーで、夜な夜な幼稚園児の枕元でドラクエをしていたので、モンスターが出る時の音楽が恐くて恐くて・・・。

そんなこんなで、今ではほとんどがパタゴニア、気がつけば頭の先から足先までってことも。ベンチュラの本社まで見学に行き、海外に行く時は前もってショップをチェック!もし、パタゴニアの人がこのブログを見たら是非雇ってください。