(注)ショウコちゃんをガッツリハムニダと読まないでください。

文字列からコリアを取り除いてください。

そのまんま正月です。

正月は韓国に行ってました。

31日の夜は福岡泊。

父親と二人。

鳥居みゆきが「タイクツだ!」と叫びたくなるぐらい退屈である。
波がないと分かっている上、二日酔い気味の朝ぐらい退屈である。
シルベスタスタローンの筋トレを見ているのと同じぐらい退屈である。

夕飯を食べにいってもだいたいが、愚痴か説教である。

(退屈ではあってもめったにできない二人旅の記憶をありがとう、父ちゃん。)

で、10時には狭いビジネスホテルでデカイ体を横たえてしまった父ちゃん。
しかも、本人がなぜ起きないのか不思議なほどデカイいびきをかいている。

眠れるはずがない、世の中は大晦日である。

街に繰り出すことにした。

こんなときには外国人の方がいい遊び場を知ってると相場は決まっている。

全くしらない福岡ではあるが、近くの親不孝通りは聞いたことがある。
(どうせ、親不孝な夜やし、ここで決まりや!!)

昔福岡に住んでいたという、外国人2人に声をかけなんかバーでイベントしてるらしいよと連れて行かれる。

そこには親不孝そうなファッションと親不孝そうな髪型の、親不孝そうなギャルがたくさんおった。

しかも、親不孝な僕は2500円しか持ってなくて(銀行休みだった)その外国人にもらう。(注:付いてたドリンク2杯で足りるはず無く、結局何杯かごちそうになった)

中に入ると、愛と欲望と嫉妬の視線がMission Impossibleの金庫のレーザーのように交錯し、それをアルコールとタバコとDJがわからないようにオブラートしている。

(普段は、それに飲まれてしまうのだけど、アルコール不足のせいで、かなり冷静であった)

だいたい、外国人バーに来ても、いいことがあった試しは無い。

連れの(連れられの?)外国人に興味がありそうなコに声をかけてプレゼント。
これで、500円ぐらいのお返しはできたかな?

偶然、彼女たちの視線が向いていたのに気づいて声をかけたのだけど、明日会おうと連絡先を手に入れたらしく、しかも結構かわいかったため、僕は
`hey, Tomo! Whata cool guy! ' と株を上げた。

いよいよ、アルコールが切れて、無駄に何がうれしいのかHappy New Year! を連呼するのかもわからなくなったし、踊るスペースもなかったし、残りのMissionは連れに任せて退散した。

ホテルに戻ると・・・寝苦しそうに寝返りを打ちつつ、いびきと歯ぎしりのハーモニーをかなでる父ちゃんが・・・いた・・・やっぱり。

韓国編は次に続く。